2011年06月09日
盲目のアーティスト。
増田太郎。

彼との出会いは、2000年だった。
横浜のライブハウスのステージの上に居た。
かなりな変装をしてたから、誰も気付かなかったけど、
TMNの宇都宮さんもステージの上に居た。
元々、私が中学生から追っかけしてたアーティストのソロライブに出演。
その時はすでにアマチュアに戻ってたけど。
今まで色んなアーティストのライブに参加したけども、これは衝撃的だった。
ドラム。
ベース。
アコギ。
エレキギター。
そこに加えて、バイオリン。
『さよならスリッパ』
という、歌詞は別として、メロディーが繊細で物悲しいバラードがある。
歌詞はと言うと、
象さんの絵が描いてあるスリッパを、ボットントイレに落としちゃった。
てな歌詞なんだけど、真面目に聴くと笑えて仕方ない曲なのに。
太郎さんは初めて弾く『さよならスリッパ』を、何とも言えない、甘くて切ない音色でバイオリンを奏でた。
真面目な顔をして。
でもそれが、私にとって、『何か』を得る日ともなった。
増田太郎さんの曲の中で一番好きな曲が、
『一番好きな言葉』。
サビ部分で、
『一番好きな言葉は君の名前さ~♪』
という歌詞が出て来る。
今でも変わらず好きな曲。
この、太郎さんて方は、今は完全に目が見えない。
普段から、『白杖』を持っている。
昔は盲導犬と一緒に居たんだけど、『エルム』が居なくなってからは、白杖だけになった。
昔、『ミュージックソン』という番組をラジオでやってて。
当時は、森山直太朗君とやってた。
目が不自由な人のために、『音』が出る信号機を増やそう。
というのが目的で、全国をかけ巡ってた。
ふと、手に取ったこの本に、『針灸師』の資格を取ったことが書いてあった。
『自然治癒力』についても書いてあった。
『ひだまり』での整体師を辞める寸前、これが一番大切な事なんじゃないか?
と、ぶち当たった時に思った事が、そのまんま書かれてた。
自分が行きたい方向が、どんどん見えて来た。
進むしかない。
やれるところまでやるしかない。
身体と心に携わりたい。
ありがとう。
太郎さん。

彼との出会いは、2000年だった。
横浜のライブハウスのステージの上に居た。
かなりな変装をしてたから、誰も気付かなかったけど、
TMNの宇都宮さんもステージの上に居た。
元々、私が中学生から追っかけしてたアーティストのソロライブに出演。
その時はすでにアマチュアに戻ってたけど。
今まで色んなアーティストのライブに参加したけども、これは衝撃的だった。
ドラム。
ベース。
アコギ。
エレキギター。
そこに加えて、バイオリン。
『さよならスリッパ』
という、歌詞は別として、メロディーが繊細で物悲しいバラードがある。
歌詞はと言うと、
象さんの絵が描いてあるスリッパを、ボットントイレに落としちゃった。
てな歌詞なんだけど、真面目に聴くと笑えて仕方ない曲なのに。
太郎さんは初めて弾く『さよならスリッパ』を、何とも言えない、甘くて切ない音色でバイオリンを奏でた。
真面目な顔をして。
でもそれが、私にとって、『何か』を得る日ともなった。
増田太郎さんの曲の中で一番好きな曲が、
『一番好きな言葉』。
サビ部分で、
『一番好きな言葉は君の名前さ~♪』
という歌詞が出て来る。
今でも変わらず好きな曲。
この、太郎さんて方は、今は完全に目が見えない。
普段から、『白杖』を持っている。
昔は盲導犬と一緒に居たんだけど、『エルム』が居なくなってからは、白杖だけになった。
昔、『ミュージックソン』という番組をラジオでやってて。
当時は、森山直太朗君とやってた。
目が不自由な人のために、『音』が出る信号機を増やそう。
というのが目的で、全国をかけ巡ってた。
ふと、手に取ったこの本に、『針灸師』の資格を取ったことが書いてあった。
『自然治癒力』についても書いてあった。
『ひだまり』での整体師を辞める寸前、これが一番大切な事なんじゃないか?
と、ぶち当たった時に思った事が、そのまんま書かれてた。
自分が行きたい方向が、どんどん見えて来た。
進むしかない。
やれるところまでやるしかない。
身体と心に携わりたい。
ありがとう。
太郎さん。
この記事へのコメント
こんにちは。
素敵なお話を聞かせていただきました。
ありがとうございます。
素敵なお話を聞かせていただきました。
ありがとうございます。
Posted by i.u.建築企画 at 2011年06月09日 15:23
>i.u.建築企画さま
こんばんは。
五体満足な身体が当たり前な訳でもなく。
私自身も、彼から色々と教わることが山ほどありました。
もっともっと、人生経験をつんで行きたいと思います。
こんばんは。
五体満足な身体が当たり前な訳でもなく。
私自身も、彼から色々と教わることが山ほどありました。
もっともっと、人生経験をつんで行きたいと思います。
Posted by ひだまり at 2011年06月14日 00:39